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【現役大学生のリアル体験】長期インターンはやめとけ?ガクチカに意味ない?マーケティングを学んだ半年間
2025/06/24

大学3年の冬、志望業界がなかなか定まらず、就活に不安を抱えていました。
「長期インターンって意味ないのかな?」「やめといた方がいいって聞くけど、実際どうなんだろう」 「今更遅いかな」
そんな気持ちを抱えながら、マーケティング支援とインサイドセールスを行う企業、スウィークでの長期インターンを始めました。
半年間の実務を通じてwebマーケティングを基礎から学ぶことができ、“働く”ことの本質や、就活でも語れるスキルをしっかり得られたと実感しています。
この記事では、「長期インターンは意味ない・やめとけ」という声の真偽を、現役インターン生の私の リアルな体験と照らし合わせながら解説していきます。
長期インターンは意味ない・やめとけって本当?
ネット上にはこんな声が溢れています。
「雑用ばかりで時間の無駄だからやめとけ」
「実際の業務経験にならず、ガクチカにもならない」
確かに、こうした意見が目につくと不安になりますよね。
私も最初は「本当に意味があるのか?」と半信半疑でした。
しかし、実際に半年間スウィークで長期インターンに取り組む中で、こうした声には背景があるものの、自分次第で大きく変わると実感しました。
この先で、実際にどんな経験をし、何を得られたのかを具体的に紹介していきます。
スウィークとは?どんな会社で何をやったのか
私のインターン先である株式会社スウィークは、マーケティング支援・インサイドセールス支援・カスタマーサクセス支援の3つのBtoB事業を展開するITベンチャー企業です。私はこの中のマーケティング支援事業部に所属していました。
★マーケティング支援事業
広告制作・運用からインサイドセールスまで一貫して対応。市場調査や戦略立案、広告プランニングなど、マーケティングの全プロセスを専門チームが連携して支援しています。
主な支援内容には、自社開発のSNS分析ツール「Social penguin」の販促のほか、SNS運用代行や広告運用代行も含まれています。
私はこの中で、「Social penguin」に関するメディア運営や集客施策に関わり、コンテンツ制作や施策の実行を担当しました。

図1 マーケティングチャネル(参照元:https://sweek.co.jp/service/)
★インサイドセールス支援事業
インサイドセールス支援事業では、以下のようなサービスを展開しています:
- Sales engine:インサイドセールスの設計・代行をトータルで支援
- Terutoru:商談化に特化したテレアポ代行サービス
- 90sコール:若手主体で行うスピード重視のテレアポ代行
マーケティング支援事業部では、これらのサービスをどう届けるか・どう売るかを考え、企画から実行までを担う役割もあります。

図2 インサイドセールスチャネル(参照元:https://sweek.co.jp/service/)
具体的に取り組んだ業務領域
★Webマーケティングとは
Webマーケティングは、ユーザーの購買検討フェーズ(ファネル)に応じた最適な情報提供・広告展開が求められます。例えば、購買意欲の高い「直近層」にはSEOやリスティング広告を、まだ課題が明確でない「潜在層」にはSNS広告や記事広告などを活用します(図1参照)。
WebサイトやSNS、広告などのWeb媒体を活用し、ユーザーを集客し、商品・サービスの購入や認知拡大につなげるマーケティング活動です。従来のオフライン施策(チラシやDM)と異なり、効果を数値で把握しやすく、施策の改善や最適化がしやすい点が特徴です。
★オウンドメディア(自社サイト)の記事更新業務
スウィークのオウンドメディアである「Glabro」と「Sales week」の2つが更新されています。オウンドメディアは、ITサービスを販売する企業にとって自社製品を知ってもらう重要なきっかけです。
スウィークでは、SNS分析ツールの問い合わせに繋げるSNS関連の記事(Glabro)と、インサイドセールス代行への導線となる営業系の記事(Sales week)を更新しており、私はその制作業務を担当しました。
更新作業には、新規記事の作成と既存記事のリライトの2種類の業務があります。ライティングはライターへの依頼が基本ですが、SEOに強い記事にするためには、キーワード選定や構成案・タイトル案の設計が非常に重要であり、この部分に力を入れました。
他にも、依頼書の作成、原稿の修正、アイキャッチ画像の作成なども担当しました。以下では、実際に使ったツールと工程を紹介します。
- エイチレフス
≪Keyword Explorer≫では、検索ボリュームやキーワード難易度、上位表示されているサイトのURLなどを確認できる。記事の企画時に、どんなキーワードで書くかを決める際に使用した。
≪Site Explorer≫では、自分が作成した記事の検索順位を確認でき、狙ったキーワードで上位に表示されているかをチェックできる。

- GA(Google Analytics) …記事の検索エンジン経由の流入数、平均ページ滞在時間などを測定できる。

画像2 GA(Google Analytics)の詳細
- WordPress …ライティングされた原稿を編集できる。
- Canva …記事上部に表示されるアイキャッチ画像を作成できる。

こうして、SEOを意識した構成作りやディレクション業務を通して、Webコンテンツ制作の基本と実践力を養うことができました。
★メルマガ配信(BtoB向け)
インターネット広告代理店やアウトソーシング企業に向け、月2回のメルマガ配信を担当しました。「配配メール」を使い、文面の作成から配信設定・送信までを一貫して対応。アイキャッチ画像もCanvaで制作しました。
特に力を入れたのは、件名・リード文の工夫や構成の最適化です。限られた文字数で開封率を高めるため、表現やトピック選定を工夫し、ABテストを何度も実施しました。
配信後は開封率・クリック率を分析し、改善案を立案。具体的には、①配信時間を月曜の朝から火曜のランチ後の時間帯に変えたこと、②本文のクリックボタンをメール上部に配置したこと、③クリックボタンを角を丸くしつけてつけて強調したこと、④顧客リストの見直しを行いました。
結果的にクリック率がほぼ0回ばかりで悩んでいた状態から、10回にまで改善することができました。

★SNS分析ツール販売の支援(デモアカウント作成)
自社プロダクトであるSNS分析ツール「Social penguin」の販促活動の一環として、tiktokデモアカウントの作成業務を担当しました。
求人募集も兼ねて、オフィス紹介やインターンの1日の紹介動画、オフィスの立地を活かしたランチ紹介の動画をメインに作成しました。
また、営業担当者が顧客にスムーズにデモを行えるよう、操作性・視認性に配慮して設定を最適化。ツール導入を検討する企業への訴求力向上と、社内業務の効率化の両面に貢献しました。
★相互リンク記事の執筆・編集
SEO施策の一環として、他社メディアとの相互リンクに用いる記事の執筆・編集を担当しました。
まず、各連携企業の希望や想定読者層に合わせてキーワード選定や記事構成案を作成。執筆時には、読みやすさとSEOの両立を意識し、見出し・装飾・内部リンク設計など細部まで丁寧に仕上げました。
以上のような業務を自分でスケジュールを立ててこなすことでWebマーケティングの幅広いスキルを1から身に付けることができました。
実際にやってよかったこと・大変だったこと、「意味なかった」と感じる人との違い
「長期インターンはやめとけ」「意味ない」と言われることもありますが、実際にやってみて感じた“リアル”は一言では語れません。ここでは、スウィークでのインターンを通して感じた「よかったこと」と「大変だったこと」を下の表に率直にまとめます。

ネット上の「長期インターンはやめとけ」「意味ない」といった声の多くには、「雑務中心だった」「成長を感じられなかった」といった不満が背景にあるようです。
一方、私が参加したスウィークでは、実務に近い業務を、裁量を持って任され、「自分のアウトプットで誰かが動く」実感が得られました。
もちろん最初からうまくできたわけではありませんが、主体的に提案・実行する中で、少しずつできることが増えていきました。
「意味ない」と感じるかどうかは、環境だけでなく、自分の姿勢次第だと思います。受け身ではなく、自分から関わったことが、このインターンを“やってよかった”と感じられる一番の理由です。
ガクチカになる?就活で話せる経験になったか
スウィークでの長期インターン経験は、就活における「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」として十分に活かせました。実際に面接では「SEO業務って何をやったの?」と深掘りされ、具体的な業務内容を話せたことがアピールにつながったと感じています。
特に効果的だったのは、数値や成果を交えて伝えられたことです。たとえば、
「もともと閲覧数が月14回でキーワード順位が圏外だった記事をリライトし、閲覧数が月800回を超えてキーワード順位を2位まで上昇させた」(➡該当記事はこちら:https://sweek.co.jp/grablo/instagram-good-howto/)
「メルマガのクリック率がほぼ0回ばかりで悩んでいたが、配信時間やクリックボタンの位置を工夫し、クリック率を10回にまで改善させた」など、結果を示すことで説得力が増しました。
さらに、「なぜこの構成にしたのか」「どう改善案を考えたのか」といった思考プロセスも説明でき、実務への理解度や主体性も伝わったと思います。「長期インターンはガクチカに意味ない」という声もありますが、自分なりの工夫や成果を持って臨めば、就活でも十分通用する経験になります。
大手じゃなくても意味があるインターンとは?
「長期インターンは大手企業がいい」「大手じゃないと就活で不利かも」と思う人は多いですよね。私も最初はそう考えていました。
けれど、実際にスウィークでインターンを始めてみると、その考えは大きく変わりました。大手ではない中小企業だからこそ、1人ひとりに任される裁量が大きく、実務の中心に関わるチャンスも多くありました。業務をただ“体験”するだけでなく、数字を追ったり企画を動かしたりしながら、マーケティングの「おもしろさ」と「難しさ」を肌で感じられたのです。
インターンの価値を決めるのは、企業の知名度ではなく、どんな役割を任され、本気で取り組めたか。そう実感できた経験でした。
まとめ:長期インターンはやるべきか?
「長期インターンは意味ない」「やめとけ」という声もありますが、それは企業や環境、そして本人の姿勢によって大きく変わります。私がスウィークで経験したように、中小企業の中で実務に深く関われる環境こそ、知識やスキル、そして“社会人になっても使える経験”を着実に積むことができます。
では、「何年生から?」「どれくらいやれば意味がある?」という点についてですが──早期選考を狙う人や、業界がまだ定まっていない人は、大学3年生の春から夏休み前後までに始めて、3ヶ月以上継続するのが理想です。とはいえ、もう過ぎてしまったからといって「遅い」なんてことはありません!!
本選考から逆算しても、3年生の秋・冬スタートで就活に活かせる経験は十分積めます。とはいえ、1社目が必ず自分に合うとは限りません。だからこそ、「迷っている今」が動き出すチャンスです!少しでも気になるなら、まずは一歩踏み出してみてください。行動することで視野が広がり、自分らしいキャリア選びにつながっていきます。
現在、スウィークでは26/27卒の新卒採用と27卒インターン生の募集をスタートしています!
カジュアル面談からのスタートなので、少しでも気になっている方はぜひお気軽にチェックしてみてください。下記からのご応募をお待ちしています!!
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