【必見】テレアポに活かせるウグイス嬢の喋り方を伝授!
2024/02/25
選挙が始まると、街なかでウグイス嬢の声を耳にする人は多いかと思いますが、喋り方を気にして聞いている人は少ないかもしれません。
実は、ウグイス嬢の喋り方というのは、テレアポにも活かせる部分があります。
今回は、テレアポに活かせるウグイス嬢のスキルをご紹介します。ぜひ、テレアポの参考にしてみてください。
- ウグイス嬢の喋り方について解説します。
- テレアポに活かせるウグイス嬢の喋り方を解説します。
- テレアポで失敗しやすい喋り方を解説します。
ウグイス嬢の基本の喋り方
ウグイス嬢というと、野球の試合の際に球場内でアナウンスしていたり、選挙カーに乗って候補者の名前をアピールしていたり、独特な話し方と美しい声が印象的ですよね。
ウグイス嬢の喋り方は、高度に思えますがちょっとしたポイントを押さえて、コツをつかめばそのスキルをマネすることはそれほど難しくありません。
ウグイス嬢とは
ウグイス嬢とは、野球場や劇場、選挙カーなどでアナウンスを担当する女性のことです。
「ウグイスのような美声」という意味でウグイス嬢と呼ばれています。
また、アナウンスを男性が担当する場合は、『カラス』と呼びます。
ウグイス嬢の多くは、アナウンサーやバスガイドといった話す仕事の経験者です。
ウグイス嬢の喋り方
ウグイス嬢の喋り方は、特徴的です。独特なイントネーションと聞き取りやすい声、印象に残る内容、これらはウグイス嬢の「伝える話し方」によるものです。
ウグイス嬢は、限られた時間で伝えるスキルを持っています。
テレアポに活かせるウグイス嬢の喋り方
ウグイス嬢は、独特な喋り方ですが、それには理由があります。話すプロであるウグイス嬢は、観客や聴衆に聞き取りやすく、また印象に残るよう喋っているからです。
ウグイス嬢の伝えるスキルは、様々なことに活用できます。「話すプロのスキルは、特殊で難しいものなのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、実は誰でも意識さえすればできることも多くあります。
それでは、ウグイス嬢の喋り方で、テレアポにも活かせる技術や気をつけるといいことをご紹介します。ぜひ試してみてください!
相手の名前を呼ぶ
ウグイス嬢は、多数の人に向かって喋らなくてはなりませんので、特定の人に名前で呼びかけることはありません。しかし、選挙カーで移動しながらの際に、通行中の人への呼びかけでは「奥様方〜」「お仕事中の皆様〜」など、自分への呼びかけだと分かるように喋ることもあります。理由は、少しでも距離を縮めるためです。
テレアポでは相手との距離を縮めるために、電話に出られた相手のことは名前で呼びましょう。「お客様」と呼ぶよりも名前を呼ぶことで相手との距離感が縮まります。
一文は短く
選挙カーに乗っているウグイス嬢は、車が動いているわけですから、通り過ぎてしまう前に必要なことを伝えるスピード感が必要です。
しかし、早口になるのではなく、一文を短くすることに重点を置いています。
やたらと長い文章で候補者のことを話しても、選挙カーが通り過ぎてしまい最後まで聴衆に聞こえていないと、「えっ、それで?」となってしまうからです。
そのため、できるだけ一文を短く簡潔にするほうが聴衆には聞き取りやすくなります。
「一文を短く」というのは、テレアポにも通じるところがあります。
話が長いということは、「論理的思考力が欠けている人」という印象を与えがちです。さらには、「何を言いたいのか分からない」ということにもなりかねません。これでは、わざわざ話を聞いてもらっても意味がなくなってしまいます。
一文を短くすることで、相手に伝わりやすくなり、「簡潔に話ができる人」=「仕事ができる人」という好印象を与えることにも繋がります。
はっきり・堂々と話す
ウグイス嬢の喋り方は、滑舌良くはっきりと、自信を持って堂々と喋っていますよね。
電話越しで顔が見えていなくても、堂々と話すことで相手に信頼感を与えます。
ぼそぼそと、自信なさげに話をしている人から「物を購入しよう」「契約しよう」とは思わないはずです。
はっきり・堂々と話すことを意識して、相手に安心感を与えましょう。
声のトーン・スピード
テレアポでは、顔が見えないからこそ、明るく聞き取りやすいメリハリのある話し方が大切です。声のトーンは明るく、そしてゆっくり落ち着いた話し方は、相手に与える印象が良くなります。テレアポの際には、話をたくさん聞いてもらいたいがために、ついつい早口でまくし立ててしまいがちですが、それでは相手に伝わるのは必死感だけです。一番伝えたいはずの話の中身が、頭に入らなくなってしまいます。
ウグイス嬢が選挙カーで意識して喋ると良いと言われているのが、ドレミファソラシドの音階のなかで「ソ」の音のトーンです。
「ソ」の音のトーンは、聞き取りやすく、心地よく感じる音だと言われています。しかし、すべて「ソ」の音のトーンだと抑揚がなくなり、不自然です。文節の頭を「ソ」の音のトーンにすることで聞きやすい喋り方となります。
相手の姿を想像する
電話越しでも、常に目の前に相手がいることを想像して喋るように心がけましょう。
ただトークスクリプトを覚えて読んでいるだけでは、相手に不信感を与えてしまいます。棒読みしているだけの人の話に、なんの興味も湧きませんよね。相手の姿を想像するだけでも、目線が上がり自然と話をする姿勢が良くなります。
相手の顔が見えなくても、笑顔を忘れないようにしましょう。笑顔になることで口角が上がり声のトーンも明るく大きくなります。無表情で話すのと、笑顔で話すのとでは、同じ言葉を発しても声色や雰囲気が変わりますので、自分の表情にも気をつけてください。
配慮を忘れない
選挙カーに乗るウグイス嬢は、多くの人にとって選挙期間中の自分たちはうるさくて非常に邪魔なもの、という認識を持って喋っています。そのため、近くに通行中の人がいたらボリュームを下げ、交通の支障になり後続車が留まってしまったら謝罪もします。周囲に気を配り、空気を読むこともウグイス嬢の役目なのです。
ウグイス嬢と同様に、テレアポの際も配慮は必要になります。架電する時間や話を聞いてもらうことへのお礼、そして相手の時間を奪うことへの謝罪など、あたり前のことですが信頼を得るためには不可欠なことです。
姿が見えない相手への配慮は、なかなか難しいことですが、その心遣いを不快に感じる人はいないでしょう。配慮ひとつで、あなたへの印象が変わってきますので、常に気配りを忘れないようにしてください。
テレアポで失敗しやすい喋り方
ここまで、テレアポに活かせるウグイス嬢の喋り方について紹介してきましたが、次は注意したほうがいい点をチェックしてみましょう。失敗を避けるためにも知っておくべきポイントです。
下手に出過ぎる
突然の電話は迷惑だろう、という理由から下手に出てしまうことはよくあるケースでしょう。しかし、あまりにへりくだった言い方は、自信のなさを感じさせてしまいます。
相手に配慮していたつもりでも、下手に出過ぎると、それが不信感を与えてしまうこともあるのです。相手への配慮は必要ですが、下手に出過ぎることは避けましょう。
喋りすぎる
ダラダラと長く喋りすぎると、聞いている方は本題が何なのかよく分からなくなってしまいます。
そして、喋りすぎる人は、一方的に話をしていることが大半です。伝えたいことがたくさんあるのでしょうが、それでは「話した」という自己満足だけで相手には伝わっていないことがあります。
「一文を短く」とも共通しますが、簡潔に本題を伝えましょう。顔が見えないからこそ分かりやすく要点をまとめて話すことが大切です。
まとめ
今回は、テレアポに活かせるウグイス嬢の喋り方についてご紹介しました。
ウグイス嬢は独特なイントネーションなどが印象的ですが、同じ喋って伝えるというお仕事のテレアポにも、活かせるスキルがいくつもあります。
- 相手のことは名前で呼び距離感を縮める
- 一文は短く簡潔にすることで分かりやすく伝える
- はっきり、堂々と喋ることで安心感を与える
- 「ソ」の音のトーンと落ち着いたスピードで聞きやすくする
- 相手の姿を想像しながら喋る
- 相手への配慮で印象を良くする
以上のことと、失敗しやすい喋り方に気をつけて、ぜひ次のテレアポに活かしてみてください。