Instagram(インスタグラム)広告とは?広告の種類や分析方法を解説
2024/03/20
- instagram(インスタグラム)広告の種類を解説
- instagram(インスタグラム)広告の分析方法を解説
皆さんはInstagramを運用している時に、Instagram広告を活用していますか?
Instagram広告を活用することで様々なユーザーに向けて商品やサービスなどを宣伝できるので、もっと多くの集客を狙うのであれば利用しない手はないでしょう。特にInstagramは様々なSNSの中でも登録しているユーザー数が非常に多く、日本国内だけでも3,000万人以上、世界では10億人以上登録しているとされています。
Instagramは世界に向けて発信することもできるため、10億人以上のユーザーに向けて広告が発信できるとなれば大きな広告効果が期待できるかもしれません。
それでは、Instagram広告の出し方や分析方法についてご説明しましょう。
Instagram(インスタグラム)広告とは?
Instagram広告とは、その名の通りInstagramで発信できる広告です。
InstagramはFacebookやTwitterなどのSNSの中でも特に登録者数が多く、それらのユーザーに向けて広告が発信できるので高い集客率が見込めるのが大きなポイントです。
Instagramに登録しているのは若年層が非常に多く、20代までのユーザーが60%を占めているほどだとされているので、細かなターゲッティング設定ができます。いくら登録者数が多いからといって、商品やサービスなどに合わせてターゲット層を絞っていかないと効率が悪くなってしまうでしょう。
ハッシュタグを上手に使いこなすことができれば、効率良く自社ブランドの認知を広めることもできます。
Instagram(インスタグラム)広告を利用するメリット
続いては、Instagram広告を利用するメリットを紹介します。
- 的確なターゲティングが可能
- コンバージョンに繋がりやすい
- 目的別に広告を出稿できる
- 低予算で広告を配信可能
Instagram広告を利用することで、企業が届けたいターゲットに直接商品やサービスを届けることができます。
さらに、1日100円から配信ができるため、状況に応じて柔軟に対応ができることがメリットでしょう。
的確なターゲティングが可能
Instagram広告を利用することで、的確なターゲティングが可能です。
Instagramを運用する際、ターゲットを明確にする必要があります。
ターゲットを明確にすることで、獲得したい顧客層へ効果的にアプローチができることが理由です。
Instagram広告では、以下を詳細にターゲティングすることができます。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 趣味嗜好
- 職業
- 未婚・結婚
このように詳細にターゲティングをすることで広告費の無駄を抑え、企業が狙っている層に向けて広告を届けることができるでしょう。
コンバージョンに繋がりやすい
Instagram広告を利用することで、コンバージョンに繋がりやすいでしょう。
Instagramはユーザー数が多いため、広告を利用することで会員登録や商品・サービスの購入などコンバージョンに繋がります。
また、コンバージョンは成果を可視化できるため、マーケティング・広告の成果を測定できるでしょう。
企業の認知度を高めたり、ブランディング力にも効果があるInstagram広告ですが、特にアンケート広告を利用すると、コンバージョン率が上がり効果が期待できるとされています。
目的別に広告を出稿できる
Instagram広告を利用することで、目的別に出稿ができます。
Instagram広告には様々な種類の広告方法があるため、商品・サービスの特徴や目的別に出稿が可能です。
広告の特徴を理解して、効果的に出稿しましょう。
低予算で広告を配信可能
Instagram広告は低予算で配信することができます。
Instagram広告の最低出稿金額は、1日100円です。
低予算でターゲットに広告を届けることができるため、状況に応じて柔軟な対応ができるでしょう。
また、Instagram広告の効果を分析することで費用対効果もより期待できます。
Instagram(インスタグラム)広告の種類
Instagram広告には、以下の種類があります。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ブランドコンテンツ広告
- ショッピング広告
- コレクション広告
- Stories広告
- アンケート広告
- リール広告
- 発見タブ広告
それでは、Instagram広告についてご説明しましょう。
写真広告
写真広告とは、写真を添付して投稿する形式です。
写真による商品やサービスの宣伝ができるため、視覚から得られる情報が多いほど魅力的に見せることができます。
ただし、テキストは説明のみで300文字以内でなければならず、広告画像の20%以上をテキストが占めてはならないというルールがあるため、写真広告を投稿する際は注意しましょう。
動画広告
動画広告とは、短い動画を添付して投稿する形式です。
実際に動画の中で商品やサービスが説明できるので写真広告よりも宣伝効果が高いですが、代わりに動画の長さが30秒のものしか投稿できません。
よりターゲットユーザーにアピールできる動画作りを意識する必要性があるでしょう。
カルーセル広告
カルーセル広告とは、1つの投稿に対して複数枚の画像や動画を投稿できるのが特徴です。
一度に複数枚の画像や動画が投降できるため、自社の商品やサービスを様々な角度から紹介したり、一つの商品やサービスを細かく説明したり、1枚の長い画像を投稿することもできます。
ブランドコンテンツ広告
ブランドコンテンツ広告は、企業と有名人・クリエイターやインフルエンサーなどが連携して広告を投稿する形式です。
クリエイター視点での投稿ができ、フォロワー以外のアカウントにも企業をPRすることができます。
クリエイターはエンゲージメントが高いため、より多くのユーザーに広告が届けられることが期待できます。
さらに、普段からクオリティの高い投稿を行なっているインフルエンサーが企業をPRすることで、広告がより注目されるでしょう。
ユーザーから支持されているインフルエンサーが企業を紹介することで、企業の認知度アップに繋がります。
ショッピング広告
ショッピング広告は、「商品タグ」をつけた投稿を広告として配信する形式です。
画像や動画で配信できるショッピング広告は、ターゲットを指定して商品をPR・販売することができるため、購買に繋がるでしょう。
InstagramはFacebook(フェイスブック)と連携しているため、詳細にターゲットを指定することができるのです。
ショッピング広告により投稿を閲覧したユーザーは、商品の特徴を理解して熱量高く購買意欲が高まった状態でECサイトへ移動します。
また、商品の特徴を理解した後スムーズに購入できるため、ユーザーに不快感を与えません。
コレクション広告
コレクション広告は、2018年に導入され1つの広告内で複数の商品・サービスのPRができる形式です。
メインビジュアルと商品画像を組み合わせて、商品・サービスをより視覚的に紹介することができます。
多くの商品・サービスをPRできるため、幅広いユーザーに興味を持ってもらいやすいことがコレクション広告最大の特徴でしょう。
コレクション広告が配信できるのは、Instagram内のフィードとストーリーズです。
コレクション広告はECサイトへ直接誘導できるため、商品・サービスに興味を持ったユーザーから購入されることが期待できます。
既に作成しているキャンペーンを新たにコレクション広告へ作成することはできないため、新規で作成をする際に取り入れてみましょう。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告とは、Instagramのフィード広告に表示されるストーリーズに写真や動画を配信できる形式です。
ストーリーズ広告は全画面表示の広告なので、ほとんどのユーザーに効率良く宣伝することができます。
ただし、写真の再生時間はデフォルトで5秒、動画の再生時間は最大15秒なので、いかに伝えたい情報を効率良く伝えられるかが重要です。
アンケート広告
アンケート広告は、ユーザーに2択の質問を投げかけて回答してもらう形式です。
動画広告にアンケートを追加することで利用ができて、ユーザーとコミュニケーションを行いつつ、企業の広告を届けることができます。
また、ユーザーが回答した内容を元に興味関心や需要のデータを取ることができるでしょう。
アンケート広告は、ユーザーが気軽にアンケートを行えるため、企業の認知度も高めることができます。
また、ユーザーが回答をした結果は回答者のみに表示されることが特徴です。
アンケート広告にはリンクを設定することもできるため、商品・サービス販売やアプリインストールをしてもらいたい場合には利用することをおすすめします。
リール広告
リール広告は、縦型の動画広告で画面の占有率が高いことが特徴です。
動画の広告なのでユーザーの印象に残りやすく、企業の認知力アップや商品・サービス販売に繋げることができるでしょう。
特にリール広告はInstagramとの相性が良い広告とされています。
また、リール広告は通常の投稿と同様にいいね・コメント・シェア・保存も可能です。
ユーザーに強制視聴をさせることはできませんが、ビジネス感が少ないリール広告に興味を持ってもらえることも多いでしょう。
発見タブ広告
発見タブ広告は、Instagramの発見タブに表示される広告です。
発見タブは、アクティブユーザーがそれぞれが興味をもっている投稿をアルゴリズムを基に表示されるため、より興味がありそうなユーザーに広告を直接届けることができます。
特にアクティブユーザーは積極的に発見タブを閲覧する傾向があるため、広告がクリックされることが多いでしょう。
また、発見タブはInstagram内でPV数が高くリーチを増やせるため、より多くのユーザーに広告表示をさせることができます。
Instagram(インスタグラム)広告分析が大事な理由
Instagram広告は分析が大切です。
広告には費用がかかるため、無駄なく効率重視でユーザーに届けられるように分析を行いましょう。
どのようなターゲットにどの程度広告を表示させたいかなど、目的・目標のために数値を設定しておくことが重要です。
また、的確な分析や改善案の思考によって、より効果的にユーザーへ広告を届けることができるでしょう。
Instagram(インスタグラム)広告の出し方【5つの手順】
Instagram広告を発信したいけど、やり方が分からないという人も多いのではないでしょうか?
Instagram広告を出すための事前準備を、以下の手順で行っていきます。
- Facebookビジネスマネージャを作成する
- Facebookページを作成する
- Facebookページをビジネスマネージャに連携する
- 広告アカウントを作成する
- InstagramアカウントとFacebookページを連携する
以上の準備が整ったら、「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3つを作成することで広告が配信できます。
最初にキャンペーンを作成するので、広告マネージャにアクセスして「+作成」をクリックした後に、キャンペーンの目的を選びます。全11種類の中から目的を選び、「認知」「検討」「コンバージョン」の3つの購買行動におけるフェーズを選びましょう。
次に広告セットを作成します。
広告セットではオーディエンスを設定した後に、配信する広告の配置場所を設定します。
そして最後に配信する広告を作成しましょう。
広告を作成する際に設定するのは、以下の項目です。
- 広告フォーマット
- メディア
- メインテキスト
- 見出し
- 説明
- コールトゥアクション
- リンク先
Instagram(インスタグラム)広告の分析方法
Instagram広告の効果が出ているかどうか分析したい場合は、以下の3つの方法のいずれかを活用しましょう。
Facebook広告マネージャ
こちらはFacebookやInstagramにおける広告配信と管理ができる無料ツールで、目的に合った広告が複数配信できるのがポイントです。
広告を配信してから分析まで一括した管理がツール一つでできるので、Instagram広告を配信しているなら利用して損はないでしょう。
Googleアナリティクス
GoogleアナリティクスはWebサイトのアクセス分析ができる無料ツールです。
Instagram広告と紐づけることによって、配信されている広告のユーザー、集客、行動、コンバージョンの分析ができます。
外部サービスを利用する
外部サービスで利用できるのは、主に広告効果測定ツールとInstagram分析ツールです。
広告効果測定ツールは、バナーやリスティング、メルマガなど多種多様な広告配信で利用することが可能で、比較や分析も手軽にできます。
Instagram分析ツールはFacebook広告マネージャよりも細かなデータが分析できるほか、競合他社アカウントやハッシュタグ分析も可能です。
【2024年最新】Instagram(インスタグラム)分析・運用ツール8選 必要な理由と選び方を解説!
まとめ
Instagram広告を配信する方法は多くあるので、自社製品やサービスに合った方法で広告配信を行うのがおすすめです。
広告配信はユーザーの目に留まる内容でなければならないため、創意工夫をして印象に残るかどうかが重要になります。
広告を配信する方法によっては何らかの制限がかけられている可能性があるので、どんな方法なら効果的に印象に残せるか考えましょう。