テレアポリストの作り方|必要な項目・集め方・重複とNG先の管理
2024/02/25|内容確認・更新:2026/09/10
テレアポリストは電話番号の一覧だけではありません。誰に、なぜ連絡し、どのような反応だったかを引き継ぐための業務データです。
新規企業のリストと、問い合わせ・失注・展示会名刺などの既存リストを分け、目的と連絡履歴に合う案内を準備しましょう。

マーケティング・インサイドセールスに従事。自社開発のSNS分析ツール『social penguin』の運用に関わり、導入アカウント数は6,000以上。
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目次
テレアポリストとは?作成が必要な理由

テレアポリストは、「アポイントリスト」「コールリスト」「営業リスト」などと呼ばれることもあります。内容は、電話をかけるターゲットを絞り込んだリストです。
テレアポリストは、見るだけですぐに架電が可能なリストでなくてはなりません。
テレアポにおけるリストの重要性はとても高く、アポイントの獲得率に大きく関わります。
それでは、テレアポリストの作成が必要な理由を具体的に解説します。
効率的なテレアポが可能
テレアポリストを作ることで、闇雲に架電するよりも非常に効率の良い架電が可能です。
リストがあれば次々と架電ができますが、リストが無い状態で電話をかけてしまうと、自分や他のアポインターが重複して架電してしまう可能性があります。
さらに、「次はどこに電話をするのか?」と毎回架電先を探していたら、とても時間がかかってしまうことでしょう。リストを事前に作成することで、テレアポの効率が格段に上がります。
架電数とアポ率を分けて考える
架電回数を増やすと接点の機会は増えますが、アポ率が必ず上がるわけではありません。対象外や重複が多いと、連絡先と担当者の負担を増やしてしまいます。
まず対象企業・部署・提案理由を整理し、アポ率の分母と実数を記録します。同じリストの条件で変更前後を比較してください。
架電情報の管理がスムーズになる
一日に何十件、何百件と架電するテレアポでは、架電情報の管理も大切です。
「電話に出てもらえなかった」「話ができてもアポイントに繋がらなかった」など、過去の架電情報も記録しましょう。架電情報を記録し、リストで管理することにより社内での共有や進捗状況の把握がしやすくなります。
そして、重複の架電や無駄な架電がなくなり、ミスも減らせるはずです。
テレアポリスト作成のポイント

ここまで、テレアポリストの重要性や意味について解説してきました。続いて、テレアポリストの作り方のポイントについてお伝えします。
ポイントを押さえると精度の高いリストが作れますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
リストに残したい項目
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 企業・担当者 | 企業名、部署・役割、窓口、連絡先 |
| 対象条件 | 業界、規模、提案との関係、対象外の条件 |
| 入手元と時期 | 会社サイト、問い合わせ、展示会などの出所と確認日 |
| 過去の接点 | 連絡日、手段、会話・送付内容、担当者 |
| 反応 | 課題、見直し時期、断られた理由、資料送付への意向 |
| 次の対応 | 再連絡への意向、日付、担当者、送る情報 |
| 除外・停止 | NG先、連絡停止、重複、既存顧客・他担当との調整 |
担当者が変わっても同じ相手に重複連絡しないよう、会社単位と担当者単位の両方で確認します。必要な項目から始め、使わない個人情報をむやみに増やさない運用にしましょう。
情報の正確さ
テレアポリストを作る際には、情報が正確であることが大前提になります。
その上で、必要な情報を網羅することが大切になるのです。
間違った情報でテレアポリストを作っても無駄な作業となってしまいます。
情報が最新であるかどうかも重要です。古い情報では、テレアポの質が下がってしまう可能性があります。
情報の正確さは、テレアポの効率やアポイントの獲得率にも直結しますので、新しい情報を得たときにはその都度更新していきましょう。
見やすさ・管理のしやすさ
テレアポリストは、一般的に社内で共有し、担当のアポインターだけでなく多くの人が見るものです。
担当者はもちろんですが、誰が見ても分かりやすいように、文字の大きさや色分けなど工夫して作りましょう。
テレアポリスト作成に必要な情報の集め方

テレアポリストが必要な理由と作成のポイントは、分かっていただけたかと思いますので、ここからはテレアポリストに使用する情報をどこから入手したら良いのかをご紹介します。
情報の入手方法はいくつもありますので、様々な方法を試して自社に適したやり方を見つけてみて下さい。
ポータルサイトを利用
ポータルサイト検索は、リスト化したい業種や地域などターゲットがはっきりしている場合に効果的です。
ターゲットとしたい特定の条件で検索することで、合理的に情報収集ができます。手間はかかりますが、正確で有効なリストアップが可能です。
企業ホームページをチェック
昨今では、ほとんどの企業が自社のホームページを開設しています。ホームページからも企業の基本情報は簡単に収集できるでしょう。
ただし、デメリットとしては1件1件見なければならないという手間があります。
SNS検索
SNSが普及したことにより、企業もマーケティング活動の一環としてSNSを活用するようになりました。企業ホームページよりもSNSの方に力を入れている場合も少なくありません。
SNSでは、その企業の雰囲気やフォロワーとのコミュニケーション情報を見ることもできます。そのため、企業ホームページやポータルサイト検索では、得られないような情報も発見できる可能性があります。
自社サイトへのアクセス履歴を活用
自社のホームページがある場合は、ツールを活用してアクセスのあったIPアドレスを特定できます。
競合企業が調査のために自社ホームページにアクセスしている場合もありますが、多くは自社の商品やサービスに興味を持った人がアクセスしていることでしょう。
自社サイトへのアクセス履歴を活用することにより、アポイントの獲得率の高いリスト作りができるようになります。
自社にある情報の利用
先ほどご紹介した自社サイトのアクセス履歴の活用も自社にある情報の一つですが、他にも社内に有益な情報が眠っている場合もあります。
例えば、
- 過去に取引のあった企業のリスト
- 過去に交換した名刺
- 資料請求のあった顧客
- 展示会やセミナーの来場者
見込みがあるかどうかの判断や取捨選択は必須になりますが、こういった社内にある情報は、整理しておくと良いでしょう。
見込み度の高い情報が埋もれていないか、チェックしてみて下さい。
四季報を購入する
四季報とは、東洋経済新報社から発行されている情報誌です。
様々な企業の情報や業績、動向などが掲載されています。
四季報と言っても「会社四季報」「就職四季報」など種類は様々です。テレアポリストの作成に必要な四季報を活用すれば、質の高いリストができます。
専門業者が作成したリストの購入
テレアポリストを自社で作る場合は、時間がかかりますが、手っ取り早く入手したい場合には専門業者が作成したリストを購入するという方法もあります。
リストを販売する専門業者として有名なのは、帝国データバンクや東京商工リサーチ、ランドスケイプ社などです。
リストの購入に費用はかかりますが、リスト作りに労力をかけるよりも電話をかける業務に力を入れたい場合には、最新の情報が入手できる購入という方法もおすすめです。
まとめ:連絡の目的と履歴を揃えてから使う
新規リストは対象条件の精査、過去の失注リストは失注理由と状況の変化、展示会名刺は当日の会話と今後の意向を確認します。件数の多さだけで選ばず、実際に使える連絡先か、重複・NG先が除けているかを見直してください。
リストを整理した後の案内はトークスクリプトの作り方、継続的なフォローはリードナーチャリングで解説しています。

マーケティング・インサイドセールスに従事。自社開発のSNS分析ツール『social penguin』の運用に関わり、導入アカウント数は6,000以上。
食べることが大好きで、休日はラーメン屋さんの開拓をしています!一番好きなジャンルは家系ラーメン。
